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2011年03月04日 宮崎 窃盗目的でバール所持の男逮捕

高崎署などは2日、特殊開錠用具所持禁止法違反の現行犯で、埼玉県富士見市羽沢、無職の男(53)を逮捕しました。

調べによると男は同日午前2時50分ごろ、高崎市乗附町の路上で業務など正当な理由がないにもかかわらず侵入工具のバール1本を隠し持っていました。
付近の住民から「車を懐中電灯で照らしている不審な人物がいる」と110番通報があり、署員が駆け付け職務質問しました。
男は「窃盗目的で持っていた」と供述しています。
<産経新聞3月3日(木)7時58分配信より>

泥棒などの犯人が捕まった際、侵入時の手口が報道されますが、多くはバールを用いて扉や金庫をこじ開けるというものが多いのが一般的です。
バール所持=侵入・窃盗目的と考える人も多いのではないでしょうか。
もちろん、修理や解体などバールを用いた仕事をしていてそれを所持している場合もあるでしょうが、それを悪用しようとする人も多く存在しているのも事実です。

今回の犯人は、付近の住民の方が怪しみ、警察に通報したことから逮捕となりましたが、普通は午前2時50分ごろ起きている人は少ないでしょうから、運がよかった(犯人にとっては悪かった)ということになると思います。
運が悪ければ、付近で侵入・窃盗の被害が発生した可能性が高かったということです。
犯人は侵入先を探していたのか、または車の中に金品もしくはカーナビ等がついてないか確認していたのかは不明ですが、きちんと事前の防犯対策が行われていれば、対象とならずに済む可能性が高くなります。

防犯対策済みの家とそうでない家、どちらが狙われやすいかは明らかです。
全ての家で防犯対策がされていれば、どこが狙われるか分かりません。
そうなると防犯対策の内容が重要となり、甘い対策のところが狙われるようになるかもしれません。
しかし、現実的には、防犯対策は実施済みの家というのはそう多くはありません。
実施されていない家も多くありますから、泥棒としてはその実施されていない家を探せば、犯行がしやすいということになります。
それを狙っての防犯対策の実施です。
泥棒が狙いを定めるまで

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