防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2010年06月28日 九十九里の宝飾品で1800万円窃盗被害

25日午後8時20分ごろ、千葉県九十九里町粟生の「貝塚時計店」で、ガラスケース内の指輪やネックレスなどがなくなっているのを経営者(50)が発見、110番しました。計約300点以上(1800万円相当)がなくなっており、店内に足跡2人分 複数犯とみて捜査をしています。


●千葉県九十九里町の貝塚時計店から25日、指輪とネックレスなど合計約300点以上(1800万円相当)が盗まれた事件で、店内から少なくとも2人分の足跡が確認されたことが、東金署への取材で分かった。同署は複数犯の可能性が高いとみて、窃盗容疑で捜査している。
 経営者の貝塚正誠さん(50)は同署の調べに「知人の通夜に出席するため、午後6時半から8時20分まで不在にしていた」と話し、帰宅するとガラスケースの中の指輪などがなくなっていたという。住宅兼店舗1階の店舗裏側にある作業場の窓ガラスが割られていて、同署は犯人の侵入経路とみて調べている。
(6月27日 毎日新聞より引用)


犯人グループは住宅兼店舗1階裏側にある作業場の窓ガラスが割って侵入しています。
経営者は知人の通夜に出席するため、午後6時半から8時20分まで店を不在にしていたということです。
ただ、このニュースでは警備システムなど防犯対策としてどうしたものが導入されていたのかは記載されておりません。
いずれにしても、侵入者がガラスケース内の商品300点を持ち去っているところからも、不十分であることといえるのではないでしょうか。

宝石貴金属店の場合には、侵入されてしまうと被害額は高額になります。
被害を未然に、最小に押さえるようにする必要があります。
そのためには、泥棒が犯行を安易に継続しにくいようにする必要があります。
まず、侵入した瞬間に「大音量」の複数のサイレンや防犯ベルで、その場で音による威嚇撃退を行います。泥棒はその音で自分の犯行が気づかれたことを知ります。誰かに顔を見られる可能性が出てきたことを知ります。これは泥棒にとっては最も嫌なもの、つまり「安全性」を脅かすことになるのです。

そして同時に、宝石貴金属店向けにお勧めしたいのが「フォグガードによる霧の噴射」です。
数秒で霧で店舗内を真っ白にします。
想像してみてください。侵入いようとした瞬間に、何箇所から大音量のサイレン・ベル。
そして、白い煙が店内に充満して視界がなくなる・・・。
こんな状態でそのまま犯行を継続するのが非常に困難であることがご理解いただけたと思います。
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