防犯ブログ

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2006年03月02日 岡山の小学校でタクシー下校開始

岡山県倉敷市立菅生小(小橋誠校長、502人)で、一部児童が下校時の不審者対策として、全国で初めて定額タクシーの試験利用を始めたことが毎日新聞3月2日付け記事でわかりました。

タクシーを利用するのは、同校から約2.5キロの団地に住む児童65人。
朝は集団登校だが、下校時は幅約2メートルの裏道など人けの少ない道をばらばらに1時間前後かけて帰っていました。
同校周辺では昨年、声かけや車への連れ込み未遂などが計12件発生。
団地住民の不安は大きく、児童の保護者でつくる「育成会」は1月、学校と相談してタクシー下校を始めました。2月7日にはタクシー会社の協力で、通学用では全国初の定額運賃(800円)で利用できるようになり、集団下校日を除く週4回利用し、児童1人当たりの月額は2500円程度。

利用する場合、まず予約当番の保護者がタクシー会社に利用日の必要台数を連絡。
校内の乗車場所でも、2カ月に1度回ってくる当番が乗車を確実に見届ける。
学年ごとに違う下校時間に合わせ、出発は午後2、3、4時台の各1回。
保護者が点呼のうえ、児童が1人ずつ乗り込む。

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