防犯ブログ

  • 詐欺
2008年07月15日 捜査のために口座を凍結・・・新たな詐欺手口

警察官などを名乗り、「捜査のために銀行口座を凍結した」と、キャッシュカードを回収し、暗証番号を聞き出して現金を引き出す新たな詐欺、窃盗事件が千葉県で多発しています。
他の都道府県でも発生する可能性があり注意が必要です。
新しい手口による犯罪が発生すると、その防犯 対策が考えられ、実施されます。
すると、又新たな手口が考え出され、又その防犯 対策が考えられるという繰り返しです。
老人を狙った犯罪

<7月15日13時1分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『警察官や銀行員を名乗り、「捜査のために銀行口座を凍結した」などと虚偽の説明をしてキャッシュカードを回収、暗証番号を聞き出して現金を引き出す詐欺、窃盗事件が県内で多発している。

県警によると、6月中旬から7月にかけ松戸、船橋、柏、市川の4市で1件ずつの被害が出たほか、計57件の相談があった。4件の被害者はいずれも60歳以上で被害総額は約580万円に上っている。

松戸市の事件では3日午前9時半ごろ、無職女性(66)宅に警察官を名乗る男から「外国人の犯罪グループを逮捕したら、偽造されたあなたのキャッシュカードを持っていた」と電話があった。
男が「銀行協会に口座凍結を依頼するので、口座や暗証番号を教えてほしい」と話したため、女性が応じると電話は切れた。

同9時50分ごろ、今度は銀行協会職員を名乗る男から「今から手続きをする」と電話があった。
さらに同10時5分ごろ、銀行員を名乗る男から「手続きが完了し、カードを使えなくした。
カードを協会職員が取りに行く」と電話があり、女性は正午過ぎに自宅に来た協会職員を名乗る男にカードを渡した。
午後0時半ごろ、女性の口座から約100万円が引き出され、その後の捜査で女性のカードを使って現金6万円を引き出したとして、松戸署が中国国籍で茨城県神栖市知手、無職、〓敏雅容疑者(35)を窃盗容疑で逮捕した。

女性は「電話の声は同じではなかった」と証言しており、県警捜査2課は組織的な新手の詐欺事件とみて調べている。』

加盟企業専用ページはこちら