防犯ブログ

  • 金属盗難
2007年03月05日 今度は滑り台まで・・・

金属の盗難事件が相次ぐ中、埼玉県の公園でステンレス製の滑り台の滑降部分が相次いで盗まれていることが分かりました。

被害にあったのは埼玉・栗橋町の大沼公園の滑り台で、先月15日、巡回していた町役場の職員が、滑り台のステンレス製の滑降部分がなくなっているのを見つけました。
残された滑り台は、飛び込み台のような形になっていて、子供が遊ぶと危険なため、町が撤去したということです。

さらに、先月23日に、栗橋町にある別の公園でも、同じく滑り台のステンレス製の滑降部分だけが盗まれているのが見つかりました。
被害総額は、2つの滑り台、合わせて時価50万円から60万円相当とみられています。

県公園課も、県管理の公園で、車止めを固定するネジを接着剤でとめたり、出先機関に警戒を呼びかけたりしているが、有効な対策にはなっていないようです。
「全部の公園を見回りすることは出来ない。どうすればいいのか」と頭を抱えています。

毎日全国のあらゆるところで金属の盗難事件が起こっています。金属なら何でもよいかのように盗まれるものも次から次へ変わっていきます。(正直、ブログでもこのネタをとりあげるのはうんざりです)
今回の滑り台のように、屋外に設置されており、いつでも誰でも自由に使用できるものに対しての対策は非常に難しいといえます。

ただ、不思議なのが、このように盗まれた盗難品類が簡単に売買されているということです。
明らかに盗難品だと知りながら、それを買い取って別の人へ転売する業者がいるということです。
国外に持ち出されると追跡は難しいでしょうが、少なくとも国内ではもっと規制を厳しくし、簡単に売買できないようにすべきです。

子供達の遊具である滑り台まで盗まれてしまう、大人たちは滑り台がなくなったことをどう子供たちに説明するのでしょうか。

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