防犯ブログ

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2012年06月21日 市役所でまた盗難 窓割られ現金6万円他 当直2人は気付かず

20日午前5時40分頃、北海道江別市高砂町6の江別市役所で、1階の窓ガラスが割られているのを巡回中の警備員が発見。

道警江別署員が調べたところ、1、2階の机の中から職員の親睦会費など約6万5500円や切手110枚(8800円相当)がなくなっていました。
同署は窃盗事件とみて調べています。

発表によると、荒らされたのは1階の会計課と納税課、2階の政策調整課で、ほかにも別館1階など3か所で侵入しようとした痕跡があったようです。
1階で2人が宿直をしていましたが、被害に気付かなかったという。

同市役所では昨年12月にも別館のガラス戸が割られ、現金約30万円が盗まれています。
<読売新聞 6月20日(水)16時52分配信より>

巡回していたのが、市役所に常駐の警備員なのか、警備委託している警備会社の者なのかは分かりませんが、その他に当直2名が市役所内にいるにも関わらず、侵入窃盗の被害に遭ってしまいました。
昨年12月にも同様にガラス戸が割られ、現金30万円が盗まれる被害に遭っています。

同一犯による犯行か、それとも同じように、市役所は絶好のターゲットになるだと感じた犯罪者なのかは分かりません。
どちらにしても、何らかの狙われやすいポイント、犯罪者が好む何かがそこには存在しているのでしょう。

公民館や市役所など、いわゆる民間ではない、公的な施設における侵入窃盗被害が目立ちます。
単に報道が偏っているだけという可能性はありますが、昨年から断続的に全国各地で発生しています。
それほど大金や高価なモノが集まっている訳ではありませんし、件数としても爆発的に増加、流行している訳でもありません。
犯罪者にとって穴場的な、密かな狙い目になりつつあるのかもしれません。

今の状態のままでいれば、この市役所はまた何らかの被害に遭う可能性が高いと言わざるを得ません。
弱点を放置、無防備な状態のままでいる訳ですから、そこを突かれる、狙われるのは当然です。
勝負や試合でも自分の弱点が明らかな場合、まずそれを克服する、強化するのが第一歩です。
相手が誰で、どのような手口で犯罪を企んでいるのか分からない現状では、余計に自分を守る、強くする方法しかありません。
その手段の一つが、防犯対策と呼ばれるものです。

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