防犯ブログ

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2010年01月29日 動物園で盗まれたものは・・ペンギン?

"長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」のペンギンをバッグに詰めて盗んだとして、県警西海署は27日、福岡市のペットショップ店長の男(24)を窃盗容疑で緊急逮捕した。

 発表によると、27日午後3時半頃、雌のフンボルトペンギン1羽(体長約50センチ)をキャリーバッグ(高さ約55センチ、横約35センチ、奥行き約25センチ)に入れて盗んだ疑い。
男は「ペンギンを捕った」と容疑を認めているという。同署は、盗んだ方法や動機を追及している。

 「動物を捕る男がいる」との情報が同署に寄せられ、署員がパーク内を警戒していた。不審な動きをしていた容疑者に声をかけ、バッグを確認したところ、ペンギンが入っていた。けがなどはしておらず、容疑者は当初、「ペンギンを返しにきただけだ」と話していたという。"
(1月27日 読売新聞より抜粋)

なんとも不思議な事件ですが、白昼堂々動物園で生き物をカバンに入れる・・・とはなかなかすごい事件ですね。
よちよち歩く姿や仕草の愛らしいペンギンは、動物園でも人気者です。
そんな人気の高いペンギンがペットショップにやってきたら、それだけでもそのペットショップを訪れる人が増えるのではないでしょうか。

長崎バイオパークでは、去年7月頃から8羽を水路で囲った専用の敷地で放し飼いにしていたようですが、生き物ですから想定外の動きをする事もあります。今回の場合も境界線となっていた水路を超えて、通路へ出ていたとの事です。
また、北海道の旭山動物園の成功を受け、普段動物たちが生活している環境に近くなるような行動展示を取り入れる動物園は増加しているのではないかと思います。
私たち訪れる側からすると、身近に動物を見て、場合によって触れる事ができるというのは非常に魅力的なサービスですし、何度も足を運びたくなります。
ただ、迎える動物園側でも、こういった一部の心ない訪問者がいるという可能性を捨てず、防犯カメラ防犯対策を万全にしていただければと思います。

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