防犯ブログ

  • 犯罪手口
2010年09月13日 京都 勤務先の医院から300錠の薬剤盗む

勤め先の医院から薬を盗んだとして、向日町署は10日、窃盗容疑で、向日市上植野町、同医院アルバイト事務員、河井遥香容疑者(20)を逮捕しました。
「薬を盗んだことは記憶にありません」と容疑を否認しています。

逮捕容疑は、8月10〜11日にかけて、向日市内の医院内の処方箋室の棚から、精神安定剤約300錠(時価約5800円相当)を盗んだとしています。

同署によると、河井容疑者は犯行当日の同10日から同医院で働き始めたということです。
<産経新聞9月11日(土)7時57分配信より>

必要以上に人を疑う必要はないでしょうが、周囲の監視が甘かったり、管理方法がずさんだとその場でつい魔が差してしまうことがあるかもしれません。
務めている病院や薬局から劇薬などを盗み出すというのはよく耳にする事件です。
推理小説やドラマや映画などでも、犯人が盗み出した劇薬を用いて犯行に及ぶなんていう手口が出てくることも度々あります。

小説やドラマなど現実ではない世界の出来事であればそれでよいのですが、それを実際に真似て現実の世界で実行する者がでてきます。
真似ようとは考えず、単に思いついての犯行かもしれません。
どちらにしてもそれが実行されるということは、現場で何らかの要因が存在しているからでしょう。

多少減ったり、なくなっても誰にも気付かれない、ばれない。
部屋や建物への入退出が自由で制限がない。
防犯カメラがついていない。
発注がいい加減で私用で注文しても分からない。

など、環境が人を甘やかせてしまうことがあります。
それを防ぐためにも事前の防犯対策が必要なのです。
防犯対策とは、外部からの侵入者対策だけではありません。
内部で犯罪が発生しないための抑止力ともなるからです。
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