防犯ブログ

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2011年01月28日 東京 質屋でロレックス試着したまま持ち逃げ

試着した高級腕時計を盗んだとして、警視庁巣鴨署は窃盗の疑いで、東京都台東区松が谷、無職の男(29)と住所不定、土木作業員の男(34)両被告=いずれも窃盗罪で起訴=を再逮捕しました。
2人は容疑を認め「昨年9月にも江戸川区の質店で200万円の腕時計を盗んだ」と供述しており、同署で裏付けを進めています。

2人は昨年9月、豊島区の質屋でロレックスとカルティエの腕時計2個(計約600万円相当)を盗みましたが、逃走時、塀を乗り越えた際に足を骨折した男(29)がその場で逮捕。
男(34)も昨年末、潜伏先の北海道で逮捕されました。

逮捕容疑は昨年9月8日午後3時ごろ、横浜市西区の質店で、試着した「ロレックス」(約400万円相当)の腕時計1個を盗んだとしています。
<産経新聞1月28日(金)12時49分配信より>

商品を持ち逃げをするということは、店内に防犯カメラがついていないこと、従業員の目を盗んで犯行が行うことができる、あとは逃げても追いかけてこない(従業員が年配の方や女性)などの条件があり、この店はやれる!という判断での犯行でしょう。
この店はターゲットになると思われるのは、店側にも問題があります。
犯罪を犯しやすい何らかの弱点がそのままの状態にあるからです。
その無防備な状態を改め、直すのが防犯対策の実施です。

防犯カメラを設置するのが分かりやすい対策です。
客及び犯罪者の映像が記録されていますから、その場で犯行を行っても後に犯人として特定される可能性が高くなります。
ただ、防犯カメラをつけたから安心ではありません。
さらに熟練した泥棒なら、防犯カメラの死角や防犯カメラそのものを無効にして犯行を行おうと考えます。
設置するにもその位置や角度、台数なども重要になるのです。

防犯カメラだけでなく、何かしらの防犯対策をするにも、ただするのではなく、効果的な設置方法とその運用が必要です。
せっかく高額の費用をかけて実施したのに、全然関係のない箇所を監視していても意味がありません。
その辺りも考えて行うべきです。
防犯システム導入で注意すべきこと

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