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  • 金属盗難
2021年11月05日 栃木県真岡市 1メートルの二宮金次郎の銅像盗まれる

栃木県真岡市で二宮金次郎の銅像が盗まれているのがみつかり、警察は窃盗事件として捜査しています。

真岡市によりますと、3日午後、市の歴史資料保存館の敷地内にあった二宮金次郎の銅像がなくなっていることに、近くの住民が気づいたということです。銅像の高さはおよそ1メートルあり、コンクリ製の土台を残してなくなっていました。

現場の資料館は普段は無人ですが、先月21日には銅像があることが確認されています。

真岡市は、江戸時代に二宮金次郎がおよそ33年間滞在し、農村復興を行うなどゆかりのある場所で、市内には27の二宮金次郎像があるということです。

市によりますと、市内ではこれまでに橋の看板など金属が盗まれる事件も起きていて、警察は、市から被害届を受理し、窃盗事件として捜査しています。
<11/5(金) 14:10配信 日本テレビ系(NNN)より>


銅像を盗むということは金属窃盗が目的でしょうか。
銅像にどれだけ銅が含まれており価値があるのか分かりませんが、骨とう品目的の場合、有名な銅像だと特殊な転売ルートを持っていない限り盗品だとすぐにばれると思うので難しそうです。
真岡市には27の二宮金次郎像があるということですので、他の像も狙われる危険性があります。

銅像というのは多くの人の目に触れてもらうために敷地内の屋外に設置されることが多いと思いますが、そうなると盗まれる可能性も増えてしまうのは仕方がありません。
大切なものは屋内に保管し、盗まれないように守ろうとするのが自然ですが、逆に屋外のものは守りにくく被害に遭いやすくなります。

今後、日本各地の銅像が狙われると守るための対策も大変になります。
銅像を守るために監視カメラを設置するというのも銅像の趣旨と異なっているような矛盾を感じます。

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