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2012年10月09日 オランダ 半年で500頭以上の羊が失踪? 窃盗団の犯行か?

【ハーグAFP=時事】オランダで最近、羊が「失踪」する事件が相次いでいます。
4月以降、500頭以上が消えました。
警察は「家畜窃盗団」の行方を追っています。

農協関係者によると、事件は東部、南部、中部で多発。
先週には、ドイツ国境に近い東部ナイメーヘンで41頭の雌羊が盗まれました。
同関係者は「一度に多くの羊を盗むのは簡単ではない」と強調。
「組織的犯行」を疑っています。

オーストラリアやニュージーランドでの羊肉の生産量減少を背景に、この1年で羊肉の価格は15%上昇しました。
盗まれた家畜は、密輸出されるか、解体処理され地元の肉屋で販売されているとみられています。

同関係者は「牧場に行ったら家畜が消えている。どんな気持ちか想像してみてほしい」と悔しさをにじませました。 
<時事通信 10月5日(金)21時50分配信より>

羊肉の生産量減少で羊肉の価格が上昇しているようです。
そうなると羊肉の需要が高まると犯罪者は考え、それをターゲットに考えます。
これは日本に限らず海外でも同じです。

その時点で価値が高いもの、人気が高いもの、売れるもの=泥棒が好む、ターゲットということです。
いくら価値が高くても、人気がないもの、売れないもの(売りにくいもの)は盗んでも仕方がありません。
盗み、それを売ることによって得られるお金が最終的な目当てですから売れなければ目的を果たしたことにはなりません。

また、盗んだ後、売る段階で、自分の身が危険になるようなことも嫌がります。
足が付かないように極力注意しています。
逆に言うと、足が付くようなものは盗まないということです。

価格が高騰しているうなぎの稚魚が盗まれる事件も起こっていますが、とにかく今、何が人気なのかを知ることも、防犯意識を持つことへの第一歩です。
人気があればそれだけ泥棒に狙われる可能性が高くなるわけですから、警戒が必要です。
それを守るのが防犯対策です。

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