防犯ブログ

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2010年02月02日 空き巣に入ってつまみ食いは厳禁!なのです。

2月2日のインターネットで見つけた記事ですが、宮崎県日向市内の民家に侵入して、台所に置いてあったミートボールやシュークリーム(合計金額 510円相当)を盗んだ容疑者が帰宅した主婦に一喝され、手首をつかんで取り押さえられてあえなく逮捕されたという記事をみつけました。

この記事で容疑者は32歳の男性、取り押さえたのが20代の主婦だったそうです。
よほど32歳男性が弱かったのか、20代主婦が強すぎるのか・・・。容疑者は主婦が家族で戻ってきたと勘違いして観念したそうですが・・・。その点が私は非常に気になります。

余計な話はここまで。この記事をもう一度よく読んでみると、侵入された民家ですが「無施錠の勝手口」から侵入されたそうです。
現場がどのような状況なのかわかりませんが、窃盗犯が容易に侵入できる「無施錠状態」はいかなる侵入窃盗事件でも大きな問題になります。

「ちょっとの間だから施錠しなくても大丈夫」「私の家に入られても盗まれるものは何もないから大丈夫」などの「勝手な判断」で「無施錠状態」での外出(家を離れる)をされる方が多いと思います。

窃盗犯は私たちの小さなミスを見つけて、そのミスを突いて犯罪を行います。非常に綿密に生活習慣や行動を観察して犯罪行為を起こします。今回の事件は綿密な計画はなかったかもしれませんが、一度侵入された家はもう一度狙われるケースが多いと思います。
もう一度、防犯に対する考え方を正す必要があるのではないかと思います。

しかし、いくら考え方を改めても侵入される時は侵入されてしまいます。完璧な防御を二重三重に整えても侵入されてしまう時は侵入されてしまいます。
それではどのようにしたら侵入されないのでしょうか?

窃盗犯も人間です。警察に捕まってしまえば台無しです。いかにして捕まらないように侵入するかを考えます。それだけ窃盗犯はある意味で真剣なのです。
そのような窃盗犯に対抗しなければならないのですから、守る側も真剣に防犯対策を行わなくてはなりません。

まず防犯の考え方として「物理的に侵入しづらい環境」を作ることです。
容易に侵入出来ない対策も大切ですが、私たちの日頃の行動なども大切です。

次に「防犯装置などの設置」を外部からでも確認できるようにすることです。
防犯装置が設置されている場所をわざわざリスクを負ってまで侵入しようとは思いません。余程のことがなければ。

その次に「侵入されてからの対策」を考えなければなりません。
侵入されてから警報装置を鳴らしてそれ以上に侵入させない対策が必要です。退散させることが大切です。

大切な財産(命も財産です。)を守るには防犯装置も大切ですが、人間の考え方も大切です。
日頃から防犯の意識を持っていかなくてはなりません。

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