防犯ブログ

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2008年08月19日 子供たちの防犯対策

子供たちの夏休みも残り2週間を切りました。
学校が休みの間はいろいろな所に出かけられることが多いのではないでしょうか?

最近の小学生の「夏休みのしおり」には、私たちが子供時代の時と違って、いろいろな犯罪被害にあわないような注意事項が多く書かれています。
その中で「子供同士での外出は○○地区から出ないようにしましょう。」や「自転車で遊ぶのは、○×地区内で遊びましょう。」などの注意事項が書かれてます。

私達が小学生時代などは、夏休みに冒険で自転車に乗って、はるか離れた土地に遊びにいったものです。その時の経験が大人になった時によい思い出になることもあります。

このように考えると、最近の子供たちは冒険も出来なくてかわいそうに感じてしまいます。
これも日本の犯罪情勢が厳しい時代に突入しており、子供たちに犯罪の魔の手が近づいてきているのが原因の一つではないでしょうか。

しかし、犯罪情勢が悪化してきていることで悲観しているばかりでは問題解決出来ません。

たしかに昔に比べて子供たちを取り囲む環境は悪化してきていますが、最近の子供たちは逃げ方が下手くそなところも多いように感じます。犯罪者(大人)に捕まえられたら太刀打ち出来ないのはわかりますが、捕まる前の逃げ方が下手くそなところもあります。
襲ってくる犯人から身をかわすなどのテクニックがありません。そんなことは誰も教えてくれなかったけれども、私達は子供のころから「鬼ごっこ」などで遊んで自然と鬼に捕まらない方法を体で覚えてきました。
そんな遊びが少なくなってきている現在において、犯罪者から逃げ出すことは感覚的に無理なのかもわかりません。

犯罪者から被害にあわない第一の対策は「とにかく逃げる!逃げる!逃げる!」ことが大切です。その「逃げ方」を学校や地域で大人が教えていかなくてはならない時代になってきたのかもしれません。本当に恐ろしい時代です。

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