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2018年08月30日 福岡 花火見物客が花壇を踏み荒らす?

今月1日、毎年恒例の花火大会が開かれた福岡市の大濠公園で、花壇のひまわりが踏み荒らされているのが見つかりました。

「公園の中の花壇にはひまわりが植えられていたのですが、ぐちゃぐちゃに荒らされてしまいました。花びらは散ってしまっていますし、茎はポッキリと折れています」(記者)

被害に遭ったのは、福岡市中央区の大濠公園の花壇に植えられたひまわりです。
横15メートル、縦4メートルにわたって、ひまわりが踏み荒らされていました。このひまわりは、今年6月に地元の小学校や幼稚園の子どもたちが苗を植え、ボランティアらが水やりをして育てていたものでした。

「もう、ひどいですね」(女性)
「苗から植えた。びっくりした」(苗を植えた園児)

大濠公園では1日午後8時から西日本大濠花火大会が開催され、主催者発表でおよそ43万人の見物客が詰めかけていました。
花火大会が終わったあとの午後10時半ごろ、公園を管理する職員が巡回していたところ、被害を確認したということです。
公園を管理する事務所では、侵入防止のロープやネットを張っていたものの、見物客が誤って入ってしまったのではないかと話しています。(02日14:57)
<8/2(木) 15:28配信 TBS News i>

犯罪と言ってよいのか分かりませんが、福岡の花火大会で、その見物客が花壇に誤って入ってしまい、植えられていたひまわりが横15メートル、縦4メートルに渡って踏み荒らされていたという事件です。

混雑するとその場は一種の混乱状態に陥ることがあります。
何かを踏んだとか感じ取る余裕がなくなり、とにかく押しつぶされたり、転んで下敷きにならないように自分と家族の身を心配します。

その場の状況は分かりませんが、ひまわりのことなんて考えてはいられない状況だったのかもしれません。

もしそうならそのイベントの場所や運営方法に問題があったのかもしれません。
見物客が踏み入ってはいけない場所があるのであれば監視員が誘導するなど必要です。
見物客に対して場所が狭すぎた、監視員が少なすぎたというのも問題の一つです。

屋外の植物を守るための対策は非常に難しいと思います。
その植物のために防犯カメラを設置することは考えにくいですし、塀や柵を立てるのも現実的な対策ではありません。
ただ、誰もが自由に足を踏み入れられ、その場で迷惑行為を行えることは問題です。

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