防犯ブログ

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2006年10月17日 架空請求詐欺のはがきがきました!!

昨日家に帰ると母が「変なはがきがきている」と顔を見るなり言ってきました。
見ると「商品料金未納分訴訟最終通告書 訴訟管理番号 (は)267-5776 となっています。(この管理番号は共通のようです)

架空請求詐欺やおれおれ詐欺などの手口に関して日頃よりよく会話にあがっている我が家でも、「ひょっとして振込みを忘れているのがあったのか?」と母は一抹の不安を感じていたようでした。
そこが犯人の狙いどころなんですよね。

・差出人:真下司法書士事務所 司法管理課 東京都千代田区霞ヶ関3-11-7 03-3564-1195

(この司法書士事務所からの架空請求詐欺は他の方のブログでも名前が出ていました。広く犯行を行っていると思います)

わざわざ赤文字で架空請求業者のことを記載し注意を喚起させるような文章も記載されています。
「*最近、架空請求業者の新しい手口として小額訴訟手続き(小額訴訟は1日で判決が出てしまう為、放置してしまいますと欠席裁判となり原告側の言い分通りの判決が下される)を利用し、実際に訴訟を提起する事例もございます。」

この文章で架空請求詐欺ではない。本物ではないか??と思わせるのでしょうか?

皆さん、架空請求詐欺の手口はどんどん巧妙化しています。
しかし結構冷静に考えると、おかしなことも多いので、絶対に電話などしないで下さい。

おかしな点/
・こんな大事な内容の書類を内容証明や配達証明もつけず単にはがきで郵送している。
・宛名がシール。
・渋谷の消印で10月13日に投函されているにも係わらず、「裁判取下げ最終期日平成18年10月17日」となっている。到着したのが16日。1日しか時間の余裕がない。
・上記にも係わらず、電話受付時間は9時〜16時。時間を非常に短くしている。
・はがきの中には「どの商品のいつ購入のいくらの支払いが未納で、なんという会社から民事訴訟されているのかなどが一切記載されていない。「通信販売会社及び運営会社から」とだけ記載されている。

しかるべきところに届け出るとともに、「詐欺 データベース」にも掲載します。
断固戦いたいと思います。

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