防犯ブログ

  • 犯罪手口
2006年10月16日 民家の蔵から掛け軸160本。宮城県

宮城県の73歳の男性宅の蔵から掛け軸160本(時価形240万円相当)を盗んだ5人の容疑者が逮捕されました。

蔵の錠前を壊して侵入。
発覚を遅らせるため、形状の似た錠前を代わりに取り付けていたというから驚きます。

盗んだ掛け軸は骨とう商やネットオークションに転売していました。

地方のお家ではまだまだ蔵のある家も多いと思うのですが、この「蔵への侵入被害」が結構あるのです。
以前は北陸地方で蔵のある家が狙われて、中の骨董品を盗まれていました。

昔は盗品は骨董収集家や骨董品販売店に渡っていましたが、最近は「ネットオークション」
犯人の顔が見えないIT時代の犯罪の特徴がここでも見受けられます。

多くの蔵には錠前しかないのではないでしょうか?
結構「お宝」があることも多く、最近の骨董ブームで掛け軸やつぼ、皿など陶器などは結構な値がつくものも中にはあるようです。(なんでも鑑定団でおなじみですよね)

この機会に蔵の中の点検とともに、きちんとセキュリティ対策をとられることをお勧めします。

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