防犯ブログ

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2008年03月26日 勇気ある70歳男性 万引き男子高校生2人を押さえ込む

秋田市の書店で、25日、雑誌を万引きした同市の男子高校生(18)を、客の男性(70)が現行犯逮捕し、駆け付けた秋田中央署員に引き渡しました。
高校生は男性の足を踏むなどしたため、容疑は事後強盗になるということです。

調べでは、高校生は同日午前11時45分ごろ、秋田市のショッピングセンター内の書店で雑誌9冊(約9600円相当)をリュックサックのようなカバンに入れ、代金を支払わず店を出ました。
男性が気付き、屋上駐車場まで追跡。
「お前だめだぞ、泥棒だぞ」などと呼び止めたところ、高校生は男性の眼鏡を取り上げ、足を数回踏むなどの暴行を加えた疑いです。
男性が高校生を押さえ込み、近くの買い物客に110番通報を依頼しました。いずれもけがはありませんでした。

伊藤副署長は「相手をけがさせず取り押さえた。武道の心得があるのではないか。勇気ある行動に感謝する」と話しています。
<3/26毎日新聞朝刊より抜粋>

万引きをした男子高校生2人を追いかけ、注意し、眼鏡を取り上げられるなどしながら取り押さえた、
という70歳の男性は本当に勇気がありますし、なかなかできることではないと思います。
もし万引き現場を目撃したとしても、怖くて注意できない人も多いのではないでしょうか。

万引き被害を減らすには、犯人に「捕まる」「見つかる」と思わせることが重要です。
監視カメラを設置し、死角をできるだけなくします。そしてカメラの映像をモニターで映し出します。
「この店はまずそうだ」と思わせたら成功です。別の防犯対策があまりとられていない店舗にターゲットを移すでしょう。

書店などで万引き被害が頻発し、経営にまで悪影響を及ぼしている店舗もあるといいます。
そのような店舗で、万引き被害額の何%か何十%分を防犯対策に費やし、万引き被害が減少するのであればぜひやってみたいと考える経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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