防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2011年06月13日 奈良 閉店後のスーパーに高校生侵入

吉野署は6日、吉野町内の閉店後のスーパー店内に無断で侵入したとして、建造物侵入容疑で県内の高校3年の男子生徒(17)を逮捕したと発表しました。
生徒は「スリルを味わいたかった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は5日午後10時55分ごろ、同町のスーパー裏側の無施錠の従業員出入り口から店内に侵入したとされています。
店内の警報装置が作動し、駆けつけた同署員がスーパー駐車場にいた生徒を見つけ、現行犯逮捕しました。
<産経新聞6月7日(火)7時56分配信より>

スリルを味わいたかった高校生が建造物侵入で逮捕されたという事件ですが、一歩間違えば泥棒にもなりかねない犯行です。
警報装置が作動し、警察署員が駆け付けて逮捕されたということですが、警報装置が作動しなかったり、設置されていなければ、もっとエスカレートして窃盗の衝動に駆られ、ついには犯行に及ぶということも考えられます。

少し前の防犯対策というものは、扉や窓を開けられ、建物内に侵入した侵入者に対して、警報装置が作動し、威嚇・撃退するというシステムが主体でした。
しかし、建物の中に入られてからでは遅い!ということで、我々セキュリティハウスは、建物に入られる前、敷地内に入った時点で警報装置が作動する外周警備というシステムを取り入れています。
より積極的な防犯対策で、いち早く警報装置が作動するもので、侵入者に対してより圧力を掛けることができます。

また、狙われない・狙わせない「抑止」ということで、より目立つ威嚇機器を設置することによって外部に防犯システム設置済みということをアピールします。
これらの防犯対策がとられているところは、事前の下見の段階でターゲットから外れるだろうという考えにも基づいています。
防犯対策をしているから侵入者を100%防ぐことができる訳ではありませんが、対策済みのところとそうでないところ、どちらが狙われにくいかを考えて判断して下さい。

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