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2012年05月14日 韓国人泥棒2人組「日本で盗むと3倍もうかる」

短期ビザで来日し、空き巣に入ったとして、警視庁捜査3課は窃盗の疑いで、自称韓国籍の無職の男(40)と、韓国籍の無職の男(39)=ともに東京都港区芝浦=の両容疑者を逮捕しました。

同課によると、2人は観光目的の短期ビザで来日しており、男(40)は「男(39)が韓国で事業に失敗し、カネが必要だったので誘われた。韓国でもやっていたが、日本で窃盗をすると韓国の3倍儲かるのでやった」と供述しています。
同課は2人が2月28日に来日した後、板橋区や練馬区などで、計約90件(被害額計1170万円相当)の空き巣を繰り返していたとみて調べています。

逮捕容疑は4月13日午後、板橋区の女子大生(22)が住むマンションに侵入し、ノート型パソコン(8万円相当)を盗んだとしています。

同課によると、盗品は国際郵便で韓国に送っていたという。
2人はマンスリーマンションに住み、電車で移動しながら、駅近くのアパートやマンションの1階を狙って空き巣をしていたという。
盗難現場付近の防犯ビデオの映像から2人の関与が浮上しました。
<産経新聞 5月14日(月)14時37分配信より>

日本で侵入窃盗事件が増えているのは、純粋に日本人の泥棒によるものだけでなく、外国人の泥棒による犯行が増えていることも大きな理由です。
その要因の一つとしては、自国での犯行より、3倍もうかると泥棒自身が供述している通りです。
お隣の韓国でも3倍ですから、もっと貧しい国と比較するとさらにもうかる額が増えるということになります。

日本に来ることができて、ビザも取得できれば、稼ぐチャンスが広がるということです。
もちろん、泥棒目的で来日するのは一部の人間でしょう。
しかし、別の目的で来日し、何らかの理由でそれがうまくいかず、国に帰ることもできず、生活の為に犯罪を犯す者も出てきます。
そして、いつの間にか、生活の為ではなく、自らの欲望の為に犯罪を犯すように変わってしまうということもあるのでしょう。

また、日本での犯罪が多い要因の一つとして、先進国の中で、防犯対策が完備されていない、または完備されているところが少ないというのも理由の一つでしょう。
イギリスは防犯カメラ天国、アメリカでもホームセキュリティは当たり前ですが、日本ではまだまだセキュリティの認知度、導入率が低いと言えます。
事務所や店舗、一部の業種などでは防犯対策が導入されているところがかなり増えていますが、一般住宅では、なかなかホームセキュリティというものの浸透率は低いです。一部のお金持ちが導入するものだという認識もあると思います。

また、例えば、日本で犯罪を犯し、その後、警察が捜査している間に自国に帰国し、ほとぼりが冷めた頃に再来日し、さらに別の地域に移って同様の犯行を行うという窃盗団の犯行に対して、日本の警察が対処できていないというのも検挙率の低さにつながっているかと思います。
同じ地域で犯行を繰り返していれば、住民の証言や付近の防犯カメラの映像から犯人の特定につながることもあるかと思いますが、犯行の足取りをつかもうとした頃には、犯人は日本にいないとなれば、捜査はより難しくなります。
こういった点が日本が狙われる要因です。

こうなると、警察だけには頼ってはいられません。
自分の身は自分で守ることも考えなければなりません。
それが事前の防犯対策です。

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