防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2009年08月25日 岐阜の宝石店で100点宝石盗まれる。

高額窃盗が発生しました。数千万円分、宝石100点盗難されています。

●24日午前6時15分ごろ、岐阜県各務原市蘇原希望町の宝石店「ジュエリー・ショウ」から、宝石が盗まれたと各務原署に通報があった。
陳列ケースからダイヤなどの宝飾品約100点がなくなっていた。
被害金額は数千万円とみられ、同署は窃盗事件として調べている。
店舗東側の窓ガラスが取り外され、ここから何者かが侵入したとみられる。
散歩中の女性が午前5時40分ごろ、店の西側窓ガラスが割られているのを見つけた。
店内に防犯カメラや警報装置はなかったという。
(8月24日 産経新聞より引用)

宝石店にもかかわらず、防犯カメラ、警報装置が設置していなかったとは、ちょっと驚きです。
そして、宝石も陳列ケースに入れたままになっていたようです。
宝石店は警備システムなどが入っていても被害に遭っているケースもあります。「爆窃団」といって壁に穴を開けたり、シャッターに車ごと突込み、できた隙間から侵入し数分で退散するという窃盗チームが存在します。
今回は、何も対策がされていなかったのですから、数分で犯罪を終える必要もなく、宝石をごっそりやられたのだと思います。

警備システムの場合、その場での音の威嚇がない場合がありますが、ぜひ追加することをお勧めします。
そして、宝石店の場合には、侵入者を侵入検知センサーが検知した瞬間に、ベル・サイレンなどの音による「威嚇撃退」と同時に、霧により視界を遮るというフォグガードをお勧めします。「被害を最小に押さえる」ことができます。

侵入検知センサーも、室内に侵入してしまってから検知するだけではなく、窓・扉を開閉しようとした瞬間に検知するものと併用する「二重警戒」以上をお勧めしています。「以上」というのは、弊社では二重警戒にプラス「外周警備」をプラスすることをお勧めしているからです。
窓を割ろうと窓に侵入者が近づいた時点で検知することで、被害を未然に防ぎます。
こうした「予防」を重視した防犯システムを、お勧めしています。

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