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2019年06月27日 有料老人ホームで孤独死 死後10日以上気付かず

兵庫県明石市の介護付き有料老人ホーム「パーマリィ・イン明石」の個室で暮らしていた男性(91)が5月22日に死亡しているのが見つかり、死後十数日経過していたことが31日、ホームへの取材で分かった。
明石市は施設職員が孤独死に気付かなかった経緯を調べている。

厚生労働省は31日、明石市に情報提供を要請。2012年に茨城県内の有料老人ホームでも孤独死があり、同省は自治体に事故の情報を速やかに提供するよう通知している。

ホームや明石市によると、防犯カメラ映像から、男性は9日に買い物に出掛けた後は外出していない。
<5/31(金) 11:19配信 共同通信より>


ニュースのコメントによると、この施設は入居一時金が2千万円ということです。
それだけの大金を払って入居したにも関わらず、死後十日以上も気付かれない孤独死が発生したというのは、本人も遺族にも納得がいかない結果ではないでしょうか。

入居者に対して職員が不足していたのか、それとも職員の定例業務の遂行に問題があったのか、詳細は分かりませんがいずれにせよ再発防止のために体制を見直す必要があることは明らかです。

このようなニュースはこの施設にとっては致命的です。
印象を悪くし、場合によっては入居者の解約や新規の入居者減少にもつながるでしょう。

今後さらに高齢化社会が進行することは間違いなく、老人ホーム等も増え、それぞれの競争も激しくなるでしょう。
どの老人ホームを選ぶかという中で、料金だけでなく入居者や家族の希望に沿えることができるかがポイントになります。
防犯態勢や管理体制、サービスなど、どこに重点を置くかはお客さま次第ですが、PRポイントをいかに多く持つかが施設側の課題となります。

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