防犯ブログ

  • 子どもの安全対策
2007年05月18日 役に立たない監視役

近年、小・中学校などで色々な防犯対策をされていますが、今回はとある小学校の防犯の施工事例をご紹介いたします。

とある住宅地に建つ市立A小学校。ここでは神戸の小学校で有名な殺人事件が起こってから、類似事件防止のために防犯対策をする事が決定し、地域住民に呼びかけて寄付を集めました。
寄付は100万円ほど集まり、そのお金で校門横にログハウス風の立派な建物が出来ました。
その中で、地区の女性会や老人会などのボランティアの方々が交代で、毎日朝から夕方まで二人体制で監視を続けています。
ログハウス内には冷暖房・水道・トイレ・電気調理器等が完備され、快適に監視出来るようになっており、もしも異常事態があった場合は監視役のボランティアの方が非常用押しボタンを押すと音とサイレンで回りに知らせる・・・と言ったシステムです。(警察への通報は異常を聞いた職員が電話で110番することになっています)

ある日、保護者から学校にクレームが入りました。

「監視役のボランティア同士がログハウス内でお菓子を食べながら世間話をして、全然校門を監視していない!!」


このA小学校のログハウス施工話を聞いた時、疑問が残りました。
平日監視出来る人は女性かお年寄りに限られており、万が一不審人物が目の前に現れても太刀打ち出来ず、何も役に立たないのでは・・・。
なぜ、電気錠を付け門の開錠管理をし、赤外線センサーやカメラ等を設置し、職員室や保健室などから遠隔監視を出来るようにしなかったのか。
押しボタンを押したら直接警察に通報出来るようなシステムにしなかったのか。
もっと施工前に他校の成功・失敗事例を調べ参考にすればもっといいシステムが出来たはずです。

そうすればボランティアの方々も、今までも・・そしてこれからも毎日監視しに行かなくて済んだのに・・・

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