防犯ブログ

  • 犯罪手口
2011年05月17日 千葉 パチンコ店で不正男逮捕

14日午後0時50分ごろ、千葉県香取市北のパチンコ店「パールショップともえ佐原店」で、客の男が不審な動作をしているのを店員が見つけました。
男はパチンコ玉を不正に出玉させていたことから、窃盗容疑で現行犯逮捕されました。

香取署の調べでは、逮捕されたのは自称、茨城県神栖市大野原の無職の男(35)。
逮捕容疑は同時間ごろに磁石を使ってパチンコ台から455個の貸玉(1820円相当)を不正に出玉させ盗んだとしています。
<産経新聞5月15日(日)10時50分配信より>

パチンコ店で磁石を使ってパチンコ店から不正に玉を盗んだ男が逮捕されました。
パチンコ店というと、多くの人が台に横並びに座り、店員も常に店内を見回り、また防犯カメラも設置されていますから、営業時間中に何か不正行為を行うのは難しいはずなのですが・・・。

隣でパチンコに熱中している人の財布を抜き取る事件、景品交換所から現金を強奪する事件など、パチンコ店は意外に犯罪の多い業種と言えます。
最初から犯行を行うと考える者と、発作的に犯行を行う者といますから、そのどちらにも対応できるような防犯対策が効果的です。

防犯カメラが設置されているところは非常に多いのですが、死角を少なくし本当に効果的に設置しているところはどのくらいあるでしょうか。
ここを映してもあまり意味がない、というところに防犯カメラを設置しているところも少なくありません。

本当に重要な箇所、泥棒が必ず通る箇所など、防犯カメラの設置箇所は熟考した上で決める必要があります。
せっかく設置していたのに、肝心の映像が記録されていなかった、ということであれば意味がありません。

また、防犯カメラの設置とその映像を記録していることを外部にアピールするとより効果的です。
防犯カメラの映像を画面を分割して、モニターに映し出すと、こんな風に録画されているのだということが分かります。
そうすると見られている意識がより強くなり、この店での犯行は難しい、危険だと感じるようになります。
店舗の防犯カメラシステム

加盟企業専用ページはこちら