防犯ブログ

  • 犯罪手口
2007年05月23日 古物商、捜査に協力30年

窃盗事件などの捜査に長年貢献したとして、福井県警が古物商の男性2人に感謝状を贈りました。

男性らは約30年にわたり、盗品に関する情報を捜査関係者に提供するだけでなく、被害品の価格を評価するなど警察に協力してきました。

感謝状を受け取った2人は「長年の苦労が報われたようで、感無量です。盗品を発見したら警察に通報する、盗品は買わないということを、古物商の業界内で指導しています。仲間の中から犯罪にかかわる人を出したくない」と話しています。

物を盗むということは、その物自体が欲しくて盗む場合と、盗んだ物を換金して利益を得る場合が考えられます。
ほとんどの窃盗事件は後者に当たりますが、容易に換金できる場所・方法があるということも窃盗事件が減らない要因の一つでしょうか。

逆に言えば、物を盗んでも容易に換金できない、ということになれば犯罪者側も考えるはずです。

お2人のようなしっかりとした防犯意識を持つ同業者(古物商・リサイクルショップ・質屋・ネットショップなど)が増えていけば、盗品がさばきにくい環境が自然に作られます。
これも立派な防犯活動ですね。
又、そのような意識を持つお店の商品は、きっとお客様からも信用を得ているでしょう。

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