防犯ブログ

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2006年12月04日 年末年始はご用心!!

2006年もあと1ヶ月を切りました。年末年始にかけてお店が繁盛する時期になりました。お客様が多くお店に来店することによりお店の売り上げは上がり、商品も大量に仕入れることになります。
これは窃盗団にとっては好都合な状況になります。現金や転売可能な商品が多くお店に保管されている可能性が高くなります。
又、お店側は年末年始の忙しさ(暦でも「師走」と言われるように、師匠も走るぐらい忙しい時期)で、つい防犯意識が薄れてしまいがちになります。

このような時期だからこそ、気を引き締めてお店の防犯を考えなくてはなりません。
では、どのような考えが必要なのでしょうか?

皆さんは「防犯」とは「侵入されないようにすること」と考えられる方が多いのではないでしょうか?
現在の防犯で「侵入されないようにすること」を完璧にするためには、出入口をなくし、壁も鋼鉄入りの壁で被い、地下数十メートルまで杭を打ち、絶対に建物が移動しないようにする必要があります。
こんな建物なんか現実にはありえません。そもそも建物の中に入室することさえ出来ません。

我々が展開している防犯システムは「侵入されない」システムではなく、「侵入されにくい」システムです。ですから防犯システムを設置したとしても絶対に侵入されないということではありません。
防犯システムと管理する側の人がいて、初めて防犯システムが有効に効果を発揮するということを考えることが大切です。貴金属店や高級雑貨店・スーパーなどに侵入されて被害を被っているお店が多いと思います。「いかに侵入させないか、いかに侵入されても被害を最小限にするか。」をこの年末年始にもう一度考える必要があります。

何度もこの「防犯ブログ」でお話していますが、「盗まれても保険で補填されるから大丈夫」とか「防犯システムを設置しているから大丈夫」などと考えていれば、取り返しが効かないことに陥ってしまいます。防犯システムや保険では不十分な点を人が補うことが今後必要になってきます。

「建物を破壊されて、盗まれて、信用がなくなってしまえば台無しです。」と最後に付け加えておきます。

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