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2006年05月15日 新「爆窃団」は韓流?

この防犯ブログでも早々に取り上げた「爆窃団」
この「爆窃団」には、中国人窃盗団によるものと、韓国人窃盗団によるものがあります。

昨年から全国で相次いで発生する「壁を破る」手口での窃盗事件は、当初平成4年に暗躍した中国人の窃盗団が再び活動を再開したと見られていましたが、手口内容や入国情報などから韓国人窃盗団によるものである可能性が強いことが判明しました。

韓国でのITバブルの崩壊による不景気や取り締まりの強化により窃盗団は犯行がしにくくなっているということです。富裕層のカード所有が徹底し、多額の現金を持ち歩かなくなっているため、スリ団も日本に上陸していると見られています。
韓国の警察筋は、「日本人は警戒心が薄く、一回の犯行で稼げる額が大きいため、標的にされている」と指摘しています。

「爆窃団」の手口/全国で十五件以上、被害額は五億円を超えています。

●ビルの外壁に穴を開けて店内に侵入、ショーケースや金庫にある腕時計や指輪を根こそぎ奪う手口の事件は昨年四月以降、都内で有楽町や上野で相次いだほか、広島市や兵庫県姫路市、岡山市、福岡市など全国の貴金属店で起きた。
●今年も有楽町で一月に未遂事件があったほか、福島県郡山市の貴金属店や神奈川県相模原市の量販店、川崎市のデパートなどで発生。

爆窃団
 貴金属店に壁を破って侵入し、宝飾品を根こそぎ盗み出す大胆な手口からその名前が付いた外国人窃盗グループ。昭和60年代から平成10年ごろにかけて中国・香港から来日したグループを中心に全国で被害が発生。特に昭和62年と平成4年に続発し、中国系窃盗団の代名詞ともなったが、警察の摘発で沈静化していた。油圧ジャッキでビルの外壁を破るのが典型的な侵入方法で、犯行ごとに出入国を繰り返すヒットアンドアウエーも特徴。

(産経新聞) - 5月15日より一部抜粋

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