防犯ブログ

  • 窃盗
2011年10月03日 茨城 駐車場車中から現金560万円盗まれる

茨城県水戸市の飲食店の駐車場で、乗用車のなかにあった現金およそ560万円などがなくなっているのが見つかり、警察で窃盗事件として捜査しています。

22日午後8半時頃、水戸市に住む自営業の女性(62)から「車の中にあった現金がなくなった」と届け出があり、警察が調べたところ、女性の車の座席の上などに置いてあった現金およそ560万円と会社名義の預金通帳などがなくなっていました。

女性は午後6時半から午後8時頃まで、水戸市加倉井町で飲食店の駐車場に車を停めて食事をしていて、その後、帰宅して盗難に気付いたということです。

およそ560万円の現金は女性の夫が経営する会社の従業員に支払う給料や、震災関連で受け取った保険金などだったということです。

車の助手席のドアにはこじあけられたような跡があり、警察は窃盗事件として捜査しています。
<TBS系(JNN)9月23日(金)14時11分配信より>

飲食店の駐車場に停車中、座席に置いていた現金560万円が盗まれました。
助手席のドアがこじ開けられたような跡があるということですが、犯人が駐車場で待ちかまえていたという可能性も考えられます。
別の地域でも飲食店の駐車場で車を停めている間に、大金が盗まれたという事件がありました。

大金を持って運転している者が、飲食店で休憩する間、その大金を車に置いたままにしておくことが多いということから、飲食店の駐車場内で待ちかまえ、店内に入った後、出てくるまでに数十分間に車上荒らしを行うという計画を立てている者がいるようです。

飲食店内は防犯カメラや押ボタンなど防犯対策がとられているので、店内で金品を盗むのは難しい、しかし、駐車場は出入りに関しては駐車券などを発行する機械があり、それで制限はしているものの、駐車場内の監視に関しては意外なほど無警戒というところが多いのが現実です。

駐車場内で発生した盗難などの犯罪に関しては責任を負いかねます、という立て看板を目にすることがありますが、そのような注意を促すのは、実際にそこで犯罪が起こることが多いということも意味しています。

利用者としても、車の中には金品を置いたまま停車することはやめ、また、管理責任者側も駐車場内にも防犯カメラを設置するなどの対策を講じなければ、駐車場が狙われるということには変わりはありません。
駐車場の防犯対策

加盟企業専用ページはこちら