防犯ブログ

  • 金属盗難
2007年08月20日 「金属盗被害」 えっ!そんなに被害が・・・。

近年、中国の経済発展や北京オリンピックの需要で「金属盗被害」が増加しています。

先日テレビ番組で、ある電気工事会社の裏庭に、現場で使用した電線の切れ端や半端物(俗にいう「クズ電線」)を置いてある「ラックカゴ」の中身がごっそり盗まれた現場が映し出されました。
その会社の方が話をしている内容にびっくりしました。

その担当者の話では、「ここに置いてある電線を盗む者なんて今までは考えられませんでした。
しかし、最近は同業者でも盗難被害に遭ったことをよく聞きます」。

ここまでは、「ああ、そうなんだ。」という内容ですが、このあとの話で
「えっ、ここに置いてあった電線の切れ端の値段ですか?まあ、現在の金額だと20万円ぐらいかな?」だそうです。
今までクズ同然だったものが今はお金になるのだから大変な時代になってきたものです。

よく建築現場などのゴミ捨て場に鉄クズや配線が置かれている光景を見ます。
建築現場の方々は「捨てたものだから、そのゴミを盗られても自分達には何も被害はない。」
と言われるかもしれませんが、そのゴミでお金儲けができてしまう現在では関係ないとは言っていられません。

人間は儲かると分かれば、使用中だろうがゴミだろうが何でも盗んで金儲けに走ります。
このことが犯罪の拡大に繋がることになってしまいます。
ですから、鉄クズであっても金属類を置いてある場所は、
防犯の為に保管場所を変えるなり、何らかの防犯対策をすべきだと思います。

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