防犯ブログ

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2020年04月03日 出入り業者が運送会社からマスク1800枚盗む

埼玉県八潮市内の運送会社が管理していたマスク1800枚を盗んだとして、県警が9日までに、窃盗の疑いで、松伏町の会社員の男(20)を逮捕していたことが捜査関係者への取材で分かった。逮捕は3日。

逮捕容疑は2月29日、八潮市の運送会社倉庫から60枚入りマスク30箱(計1800枚、約1万5千円相当)を盗んだ疑い。

捜査関係者によると、容疑を認め、「自分で使ったり、北海道の実家に送ろうとした」と供述しているという。

男は下請け会社の運転手で倉庫に出入りしていた。運送会社がマスクの紛失に気付き、防犯カメラで確認したところ、男の関与が浮上。会社の調査に盗んだことを認めたという。その後、運送会社が110番し、県警が捜査していた。
<3/10(火) 10:18配信埼玉新聞より>

出入り業者だけでなく運送会社や郵便局の配達員や仕入先等、取引先に出入りする人は相手先の状態をよく知っている場合があります。
どこに何が置いてあるか、この時間帯は従業員が少ないなど、内部の人しか知りえない情報を得ることになります。

顔見知りになると出入りが自由なだけでなく、トイレや手洗い場など利用させてあげる場合もあるでしょう。
それらは友好関係が良好で、お互いに信用している前提で行えることですが、今回のようにそれを悪用されると、相手先からすればより警戒しなければならないという気持ちになってしまいます。

顔を合わせれば挨拶をし良く顔も見る、どこの運送会社に勤めているかも知ってはいるけど、でも名前は知らないという人がいると思います。
あまり考えたくはありませんがその人に良からぬ考えが浮かび、何か盗もうとすることも当然考えなければなりません。
常に人がいる状態が多く、24時間警戒できていれば良いですが、それは不可能です。

防犯カメラを設置し、人の目だけでなく、機械の目による監視をしていることを内部外部両方に知らしめることで、その場で良からぬ行為を行わない、避けようという抑止力になります。
やむを得ず人の出入りが多い会社や店舗では、抑止力の意味での防犯カメラ設置を検討してはいかがでしょうか。

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