防犯ブログ

  • 強盗
2009年10月15日 「生活費」と2千円返した強盗。

「生活費がないと困るだろう」と2000円を返した強盗が八王子に出現。
優しい?とんでもない。91歳のお年寄りを脅し、生活費5万円を奪ったというからやっぱり悪党です。

●14日午後2時5分ごろ、東京都八王子市南浅川町の無職男性(91)宅に男が侵入、男性にナイフのようなものを突き付け、現金約5万円を奪って逃走した。男性にけがはなかった。警視庁高尾署は強盗事件として男の行方を追っている。
 同署によると、男は寝室で寝ていた男性を「金を出せ」と脅迫。男性がスーツの内ポケットから差し出した現金入りの封筒を奪った。
 男は中身を確認すると、「生活費がないと困るだろう」と言って男性に2000円を返し、走って逃げたという。
 男性は一人暮らしで、玄関に鍵は掛けていなかった。封筒の現金は生活費だった。
(10月14日 時事通信より引用)

「無施錠」の扉から侵入してナイフのようなもので脅し現金を盗む。
こうした「侵入強盗」の認知件数は平成20年年間で1647件。今年上半期では970件で前年同期に比べ19.6%も増加しています。
発生場所は、商店が64.4%、住宅が18.6%、うち一戸建て9.2%、4階建て以上の共同住宅が4.2%、3階建て以下の共同住宅が5.2%)、生活環境営業が10.0%となっています。

●発生時間帯は午前2時から午前4時が最も多い。
●成人事件、少年事件ともに単独犯が多い。
こうした特徴をもつ「侵入強盗」に対する防犯対策は、基本は「簡単に侵入させない」ということ。

「無施錠」つまり施錠がなかったり、施錠するのを忘れている状態というのは泥棒にとって最も簡単に侵入できる条件です。
又、「死角が多く、人目につかない」というのも泥棒にとっては侵入しやすい条件、環境です。

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