防犯ブログ

  • 侵入手口(マンション)
2006年11月13日 マンションの最上階の部屋狙い、15階建てのビル屋上から飛び移る

2府2県で民家や事務所で侵入盗を繰り返し1億4000万円相当の金品盗んだとして京都で逮捕された男の驚くべき侵入方法をご紹介します。

男は元枝打ち職人であったため、身軽さを活かし、約30件は富裕層が多い高級マンションの最上階の部屋を狙ったということです。

最上階にどうしてたどりついたかというと、といをつたったり、15階建てのビルの屋上から隣のビルに飛び移るなどして侵入していました。

盗んだ貴金属類を質屋などで換金し、ギャンブルなどに使っていました。

なぜマンションの最上階の部屋を狙ったかというと、「富裕層が多い」という面もありますが、「最上階は安全」という気持ちから防犯意識が薄く、施錠忘れなどが多いという面もあります。

この男は隣の高層ビル屋上から飛び移ったり、といをつたったり・・という自分の特技?を活かしていますが、こういうことができる男は特別かと思いきや、年に数回はこういう手口での侵入があることからも、それほど特殊ではないのかもしれません。

ちょっとした高さでも足がすくんでしまう私としてはビルの15階、30階・・と聞くだけでぞっとしますが、そんな危険を忘れてしまうほど、マンションは泥棒にとって「狙い目」なのです。

1度マンション内に侵入するとベランダ沿いに何件も侵入ができます。
夜になると電気が付いていない=不在である部屋が一目瞭然。
オートロックのマンションほど警戒していない・・との泥棒の供述もあります。

もう一度「本当に安心か」と、自分のマンションの防犯を考えてみることをぜひお勧めします。

「防犯登録マンション制度」などもどんどん地域で立ち上がっていっています。
防犯診断をすることにより、自分の安心が、ほんとうに安全に裏付けされているのかが分かりますよ。

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