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2017年05月12日 公園の花の蜜を子供が吸ったら窃盗罪?

作家の乙武洋匡氏が26日、ツイッターを更新し、長男が公園のツツジの花を摘み、蜜を吸ったことで「窃盗罪」などの非難を受け謝罪した医師の友利新のブログについて「そのうち腕に止まった蚊を殺しても謝罪する時代になるんですかね」と一部の過剰な反応に、持論をつぶやいた。

乙武氏は、友利氏がブログで長男に公園のツツジの蜜を吸わせたことをつづったところ、一部から「窃盗罪もしくは器物損壊罪」と指摘され謝罪したという記事を添付。「そのうち腕に止まった蚊を殺しても謝罪する時代になるんですかね」とツイートした。

フォロワーからも「めんどくさい世の中になった」「世知辛い」「よその家で呼吸したら空気泥棒!とか言われる時代が来るかも」「子供の頃、毎日つつじ取った」「四つ葉のクローバー見つけても何もできない」など、友利に同情する意見も相次いでいた。
<デイリースポーツ 4/27(木) 11:59配信より>


子供が公園で花の蜜を吸って甘いとか美味しくないとかはしゃいでいる光景はとても微笑ましいと個人的には思うのですが、一部の人はそれを窃盗罪や器物損壊罪と騒ぎ、それに対して親が謝罪するという何ともおかしな展開になっています。

ネット上の書き込み等で非常に過激で下品で自分勝手な意見を目にすることがありますが、あのような考えの人はごく一部だと思います。
匿名という点を利用し、何でもかんでもいちゃもんをつけ、粗を探し、自分の欲求不満を解消しているだけでしょう。
本質的なことは何もいっておらず根本的な解決方法には全く触れません。ただ感情を爆発させて面白がっているだけでしょう。

その一部の発言を取り上げて問題自体を大きくすることも問題だと思いますが、要はあまり過剰に反応しないことだと思います。
反論、反応するから向こうはさらにヒートアップするわけで、無視されると向こうはそれ以上は攻撃しようがありません。
ボキャブラリーが豊富で節度を持った大人が相手ではないのですから。

この程度を窃盗罪と騒ぎ立てるより、本物の窃盗犯に対して注目し、犯罪者がネットでの攻撃を避けることが犯罪自体の抑止力になるようになれば誰もが喜ぶ結果になるでしょう。

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