防犯ブログ

2008年11月21日 【元厚生次官ら連続殺傷】宅配業者ら困惑 歳暮シーズン控え

 元厚生次官ら連続殺傷事件で、被害者が宅配業者を装った男に襲われたとみられることから、大手宅配業者では配達員に制服や名札の着用の再徹底を図るなどの対応に追われている。各社はお歳暮シーズンの本格化を控えており、「現時点では受け取り拒否などの支障は出ていないが、警戒心が強まって業務に影響が出る可能性もある」と懸念している。
 業界大手のヤマト運輸には問い合わせ窓口に不安を訴える客からの電話が数件寄せられたという。
 このため同社は19日、全国の営業所に対して配達員が制服、制帽、名札を着用し、訪問時に社名と氏名を名乗ることを徹底するよう指示。その上で、ホームページでこうした取り組みを報告し、「ヤマト運輸」「宅配便」を装った不審な訪問に注意するよう呼びかけている。同社広報課は「事件が長引けばお客さまに不安が広がるので早く解決してほしい」と話す。
2008.11.21 産経ニュースより抜粋

【コメント】
宅配業者を装って、個人宅を訪れドアを開けさせる手口、以前から強盗や悪質な訪問販売業者が使っていましたが、この事件を機に模倣犯が増えるのではないかと懸念されます。
これから、年々インターネットの普及が進み、通販など宅配業者の取扱いは増えています。またこれからお歳暮シーズンですので、安心してドアを開け、荷物を受取りたいですね。

そこで、このような手口に対応する方法
(1)相手を信用して 簡単にドアを開けないこと。
(2)インターホンをカメラ付のタイプに変更し、よく配達人の制服などを確認する。
(3)チェーンロックはかけたまま一度開け、問題がなければチェーンロックをはずす。
(4)玄関周辺を監視できる防犯 カメラを設置し、カメラ付インターホンの死角に誰かいないか確認する。
(5)不審な人物であれば、身分証明書を提示してもらう。
(6)宅配業者以外でも「ご挨拶」「点検」「工事」などドアを開けさせる手口がありますので、気をつけましょう。

具体的に、どのような対策をすればよいか、
専門の防犯設備士が防犯診断をしてもらうのもよい方法です。
我々セキュリティハウスの防犯設備士がお手伝いいたします。

加盟企業専用ページはこちら