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2006年04月20日 落書きはれっきとした犯罪です。

昨日、名古屋城と奈良・法隆寺で見つかった落書きについて新聞報道がありました。どちらも日本が誇る文化財に落書きをされたということで警察が捜査を開始しています。
どちらの落書きも遊びで書かれたものだと思いますが、何故このようないたずらをするのか同じ日本人として恥ずかしいものです。
しかし、このような落書きは日常茶飯事、いろいろな場所にあります。トイレの扉・地下道の壁・学校の机などあらゆる場所であります。防止しようにも防止出来ないのが実情ではないでしょうか?
そんな状況を防止しようと20数年前から京都のある場所で「落書き防止システム」が稼働しています。

今回はそのシステムをご紹介します。

このシステムは、京都の有名な場所の白壁に落書き被害が多発していた当時、「落書き被害を未然に防止するシステムがないか」と相談を受けました。その対策方法として、白壁に接近する人を赤外線センサーでキャッチし、管理事務所に連絡が入るのと同時に現場で威嚇を行うシステムを提案しました。
すると落書きの被害がなくなり非常に喜んでいただきました。
このように威嚇を行うことにより、被害が減少させることが可能です。
現在では威嚇を行うのではなく、音声合成装置などと連動を行い、人の声で注意を促すシステムも可能です。
落書きをする本人からすると、ちょっとしたお遊び感覚ですることだと思いますが、やられた側からすると非常に迷惑なことです。
このような被害をなくすことは出来ないかも知れませんが、何も対策を行わずに指をくわえていても問題解決にはなりません。

今回、例に上げたシステムが全ての場所に対応できるものではありませんが、一度、セキュリティのプロにご相談されてはどうでしょうか?

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