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2006年05月18日 さくらんぼ盗難対策

農作物の盗難は全国で発生しますが、山形のさくらんぼは少量でも高額のため、ターゲットになりやすい商品といえます。

昨年度、山形県内で昨年発生したサクランボ盗難事件は24件で、684.5キロが盗まれました。
229万円相当にもあたります。

サクランボの盗難防止対策として地域でもパトロールなどが実施されていますが、
・サクランボ畑が広範囲にあるため、網羅的なパトロールが難しい
・生産者と不審者の区別がつきづらい
といったこともあり、犯罪はいっこうになくならないのが実情です。

そこで、サクランボの収穫期を前に、多発傾向にあるサクランボなど農作物の盗難を防ごうと、県警察本部と県農業協同組合中央会、県内各農協による「さくらんぼ等農作物盗難防止対策会議」が5月15日、山形警察署で開かれ、関係機関が連携して警戒を強化することを確認し合いました。

夜間パトロールの強化や、被害が発生した時のすみやかな生産者への広報、地域全体としての防犯への取り組みといったことは非常に重要です。

そして、ぜひお勧めしたいのは、防犯機器による24時間警戒システムの設置です。

・倉庫・納屋:ワイヤレスセキュリティシステムを使用すれば、母屋と納屋・倉庫間は無線で配線が不要です。(見通し距離100m)不審者が納屋・倉庫などに侵入するとその場でベルを鳴らして威嚇するとともに、母屋にチャイムで知らせるなどができます。

・無線のため、増設、移設などが簡単です。

・果樹園などには、フェンスを乗り越えられたら検知するセンサーなどを設置するなどして広域の範囲を警戒することもできます。

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