防犯ブログ

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2006年05月19日 盗まれた乗用車のボンネットマスコットをネットオークションで発見、犯人逮捕へ

窃盗品をネットオークションにかけて現金化するという方法が、ネット時代に入って広まっていますが、自分の乗用車から盗まれたボンネットマスコットを執念で取り戻したお話です。

3月9日午後2時ごろから翌10日午前10時ごろにかけ、窃盗犯が栃木県の自動車会社の社員寮駐車場に侵入、駐車してあった同寮に住む会社員男性(21)の乗用車のボンネットから、金色のボンネットマスコット1個(時価1万円相当)が盗まれました。

被害を受けた男性はその後ネットオークションで、盗まれたボンネットマスコットと非常に似た商品が出店されているのを発見。
5月16日に1万5000円で落札し、商品を入手しました。
表面の傷などから被害品と確認、警察に届け出ました。
オークションの登録情報などから容疑者が浮上し、17日を窃盗容疑で逮捕されました。

北海道でも帯広市内でネット犯罪を捜査している道警の捜査班がネット上で調書の用紙が売られているのを発見し、印刷業者に勤める男が逮捕されています。
供述調書の用紙約800枚(約2240円相当)を盗んだ疑いです。
逮捕された男は、「金に困りネットオークションで売ってもうけようと思った。実際に売ったが500円ほどにしかならなかった」と話しているようですが、供述調書を買った方もいったい何に利用するのでしょうね。

盗まれるものは現金だけでないということもおわかりいただけると思います。
そして、このようにどんなものでも売って現金化できる、顔が見えない犯罪がネット社会では広がっています。

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