防犯ブログ

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2009年01月19日 宅配便を装った強盗

また、宅配便を装った強盗が発生しました。

●18日午後2時ごろ埼玉県川口市領家2、無職の男性(80)方に3人組の男が押し入り、一人で家にいた妻(72)を縛ったうえ金庫などから現金約1000万円を奪い逃走した。県警川口署は強盗容疑で捜査している。
3人組は宅配便業者を装って訪問。ドアを開けた妻を玄関で押し倒し、口を粘着テープでふさぎロープで体を何重にも縛った。片言の日本語で「箱どこ」と聞き、2階にあった金庫を壊して現金約500万円を奪い、3階のたんすにあった約500万円も奪って約1時間半後に逃げた。
妻は自力でロープをほどき、近所の男性に助けを求めて110番した。被害者方は夫婦2人暮らしで、夫は外出していた。3人組は覆面をしておらず、同署は言葉遣いなどからもアジア系外国人とみている。
(1月18日毎日新聞)

ドアを開けた瞬間に玄関で押し倒し、口に粘着テープ、という荒っぽい手口です。
金庫はダイヤル式になっており「ダイヤル式だから私でないと開けられない」と被害者が言ったところ、金庫を破壊して中の現金を奪っています。
外国人の窃盗団による犯罪で被害額は高額ですが、命に別状ななかっただけでも良かったと思わないといけません。
多くの外国人窃盗団では武器の扱いに通じた人間が、ナイフ、小刀、ピストルなどを持っていますので、抵抗などすると命の危険もあります。
福面をしていなかったので、逃げていなかったらどうなったかを考えると、最悪の事態も予想され非常に怖く思います。
いずれにしても、この家では金庫やタンスに多額の現金を置いていました。
こうしたことが、強盗被害にあった原因にもなっている可能性もあるため、絶対に高額な現金を自宅に置かないことをまず実施することが必要です。

また、宅配便業者などは、カメラ付きインターホンで画像で見て確認してから扉を開けることが大切です。
また、非常用押しボタンなどを設置し、非常時に押すとその場でサイレンなどを鳴らす、離れた場所にいる家族や知人にメール及び音声で異常発生を知らせる防犯システムを設置することをお勧めします。
防犯システムを設置していることをセキュリティキーパーなどで示し、建物外観で下見時に対象から外させることが重要です。

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