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2010年10月06日 東海3県で重機80台窃盗? 男4人逮捕

建設会社からショベルカーを盗んだとして、愛知県警捜査3課などは5日、名古屋市東区芳野、自称会社役員、佐々木滝男容疑者(67)ら男4人を窃盗容疑で逮捕しました。
今年に入ってから東海3県ではショベルカーなど重機が約80台盗まれており、県警は4人が関与した疑いがあるとみて調べています。

容疑は、8月27日から翌28日にかけ、岐阜県土岐市内の建設会社資材置き場で、ショベルカー1台(500万円相当)を盗んだとしています。
県警によると、佐々木容疑者ら3人は「身に覚えがない」などと容疑を否認、1人は認めているという。

調べでは4人は大型トラックを建築現場などに乗り付け、盗んだ重機を載せて運搬。
愛知県清須市などで保管後、売りさばいていたとみられています。
<毎日新聞10月5日(火)14時20分配信より>

ショベルカー1台を盗んだ容疑で逮捕された男たちですが、80台もの重機窃盗にも関与しているとみられています。
ショベルカーをそんなに簡単に盗み出せるものかと感じますが、大型トラックに載せて運び出していることからある程度盗み出すコツや技術を持っているのでしょう。
犯人として逮捕されればその手口や方法などが明らかにされることが望ましいでしょう。
再発防止策として活用できます。

保管場所への侵入者対策としては、防犯センサーや防犯カメラを設置し、警戒するということが可能です。
しかし、さらに具体的な盗難対策も必要となります。
重機ごとトラックに載せて運び出すような大掛かりで大胆な手口に対しては、鍵をするだけでは盗難対策にはならないでしょう。
また、トラックを固定させ、簡単に運び出せないようにすることは可能でしょうが、それも決定的な盗難防止策にはならないような気がします。

自動車本体に取り付ける防犯装置やアラームなどもありますが、それも決定的ではないと思います。
自動車にGPSを取り付けて、盗まれてもその位置が分かるようなシステムもありますが、盗んだ後に簡単に無効にできる方法があるかもしれません。
どの対策も単体では決定的ではありません。
いくつかもの防犯対策を組み合わせ、犯行を行いにくい環境を作り上げることが最善の対策でしょうか。

また、盗んだ重機が簡単に売りさばけないようにしなければなりません。
苦労して盗み出しても売ろうとすると犯行が発覚する、捕まると思わせることができれば、盗もうとする対象から外れます。
ただ、こちらも需要がある外国への密輸出なども考えられ簡単なことではないでしょう。
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