防犯ブログ

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2012年03月15日 コミュニティの輪を広げ、不審者を寄せ付けない環境づくり。

<システム産業の巨大化>
3/15 日本経済新聞の内容で下記の内容が掲載されていました。
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食品スーパー各社が相次ぎ都市部で新タイプの小型店を本格化展開。
高齢者や世帯人口の減少など社会変化に合わせた店づくりを進め。
コンビニ各社は、近所で済ませたい主婦や高齢者などを引き付けている。
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このように、便利なお店ができればできるほど、
買い物が便利になります。その反面、失われるものも大きくなっています。

便利なお店ができればできるほど、一人で生活することが簡単になってきます。
例えば、一人分の食事は一人分の食事量として、便利なお店に品揃えてあれば、
一人分だけ気にしていれば大丈夫になります。
しかも、長時間営業、若しくは24時間営業のお店が沢山あると、いつでもお店が開いているので、買いそびれが殆どなくなります。不便することがありません。

そのように、便利になればなるほど、不便なことが徐々になくなっていきます。
そうすると、一人でも十分生活ができる環境になっていきます。
他の人からの助けが無くても、一人で生きていける環境といっても過言ではありません。

私は、困ったときは、よく知り合いの人に相談します。
困ったときには、誰かに助けを求めたりします。
近年、インターネットの普及に伴い、
誰かに相談せずに、パソコン検索で簡単に問題解決できるようになりました。
本当に便利になりました。

便利になった分、助けを求めることが少なくなります。
そのことで、他の人とのかかわりが少なくなります。
マンションなどは、隣の人が誰なのか、どんな人なのか分からない方が多数いらっしゃいます。私は、住民の繋がりや近所付き合いが、数十年前と比べて疎遠になっているのは、肌で感じます。


コミニテーの欠如は、実は泥棒などの犯罪者にとは絶好の環境です。
空き巣犯や強盗犯が近くを歩いていても、誰かわからないので、
犯罪者にとっては都合がいい環境となっています。

そのような環境を野放しにしてはいけません。
自分の住んでいる地域は、自分たちの地域の方々で守るという思いが必要です。
隣の方とごあいさつをするだけで、コミュニティの輪が広がります。
また、2軒どなり、3軒どなりの方とごあいさつするだけで、
さらにコミュニティの輪が広がります。
そのような輪の中に、不審者は入ってくるのは困難です。
ましてや、防犯カメラやその他防犯システムを備えているような
地域であればなおさらです。
防犯カメラ防犯機器を、このようなカタチで活用していたければ幸いです。

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