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2008年08月22日 みたらし団子720本盗まれては・・・

今日、インターネットでこんな記事を見つけました。
「愛知県警一宮署は20日夜、窃盗と建造物侵入の疑いで、岐阜県羽島市の飲食店経営が逮捕された。
調べで、同日午後8時40分ごろ、以前に働いていた食品工場に侵入し、みたらし団子計6箱(720本)など食品や食材計21点を盗んだ疑い。

容疑者は「自分が経営する飲食店で、盗んだ食材を使おうとした」と供述しているらしい。
この容疑者は昨年4月に同工場を退職したが合鍵を返却しておらず、その合鍵を使って侵入したらしい。工場から食品を運び出していた同容疑者を社員が見つけたらしい。」

別に特に重大な窃盗事件でもないように思えますが、この記事の中で最後部分の「合鍵を返却していない。」ことが非常に防犯上問題であるのではないでしょうか。

退社した者からは、会社施設に入ることができる合鍵や防犯システムの解除キーなどは、最重要返却品であり、その返却を昨年4月に退社しているものから返却されていないことが大きな問題ではないだろうか。

最近は空き巣被害や侵入被害が世の中で多く発生しおり、防犯の意識も徐々に高まりつつあるが、まだまだ意識が低いのではないかと思う。

今回の事件も会社の従業員が見つけたから被害は未然に防げたのかも知れませんが、もし誰も見つけられていなかったなら、大きな被害になっていたのではないでしょうか。

どのようにして容疑者が退職したのかわかりませんが、あまり円満退社でなかったのならば鍵の返却を催促すると同時に、出入口付近の錠前なども交換することも考えなくてはならないと思います。

また、頻繁に従業員が出入り(入社・退社)が激しい場所であれば、出入口の錠前を電気錠に交換して、別途カードスイッチなどの照合で電気錠を開けるようなシステムを導入することも考えたほうが良いのではないでしょうか。

最近はいろいろな防犯商品がありますので、その中から現場にあったものを設置していただくことをおすすめします。

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