防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2006年08月17日 事務所荒らし

「雑居ビル荒らしで“出勤”窃盗で再逮捕」
こんな文字が飛び込んできました。(東京新聞)

男は、定宿は東京・新宿のカプセルホテル。東京や神奈川の駅前雑居ビルに連日“出勤”し、盗みの稼業を終えると、きっちり始発で帰る生活を続けていました。

新宿のカプセルホテルをほぼ毎日夕方に出て、新宿駅のロッカーに用意したドライバーやバールなど「七つ道具」をかついでJRや私鉄沿線の駅前に“出勤”。

雑居ビルに侵入して各階をくまなく物色しては、事務所などの入り口をこじ開けて侵入し、現金や商品券を盗んだことを自供。二年間で百二十件の侵入窃盗を繰り返していました。

稼ぎがいい時は二、三日休むものの、狙った雑居ビルは入念に下見し、何回も現場へ往復して忙しい毎日を送っていました。
盗んだ現金は「生活費やパチンコに使った」などと供述しています。

この男の逮捕容疑は、文具店で現金千円と文具券約三万二千円相当を盗んだということ。そんな大金を盗んだのではありません。
雑居ビルに入った後は、「簡単に侵入しやすい所」を狙い、軒並み侵入していたのだと推測されます。
この文具店でも現金は千円しか置かれていませんでしたが、侵入されています。
現金千円と文具券約三万二千円以外に、侵入するために扉や窓ガラス、錠前などが破壊されたりしているのではないでしょうか?
その修復費用や、警察の捜査中の営業ができない時間などを考えると、やはり被害を未然に防止するシステムが必要であることがおわかりいただけるのではないでしようか。

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