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2006年12月26日 「低い電線」で事故 電線は防犯カメラのケーブルだった

先日、横浜の市道でトラックの荷台に積まれた重機のアームが電線に引っかかり街路灯が折れ、直撃を受けた女児が死亡したという事故がありました。
今朝、テレビ番組でその事故の内容が紹介されていたので思わず見入ってしまいました。というのも、その電線は防犯カメラの映像を送るためのものだったとテレビから聞こえてきたからです。

県警によると、電線は「二俣川銀座商店街」の街路灯に取り付けた防犯カメラ17台の映像と電気を送るためのもので、映像を事務所で見るために商店街組合がとある警備会社に設置を依頼したとのこと。(電線の高さは道路法をもとに市が定めた基準より30センチ低い4メートル20だったとのこと。)

トラックを運転していた方も、重機の高さを守らなかったということで悪いと思いますが、電線の高さ基準がしっかり守られていれば事故は起きなかったと思います。
また、テレビで確認したところ、電線の高さ制限が守られていないところは269件あるようです。何ともズサンな市の確認業務ではないでしょうか。市が電線の高さ確認を怠っていなければこのような悲惨な事故は起きなかったと思います。

いずれにしても、亡くなった女児は戻ってきません。女児の命を無駄にしないためにも、今一度、すべての電線が高さ基準以上になっているか早急に確認し基準違反のところは修繕するとともに、市の確認業務の改善を行い、二度と同じような事故を起こさないようにすることが大切ではないでしょうか。

我々も防犯カメラを取り扱っております。多くの商店街にも防犯カメラを設置しています。今回の事故を受けて、防犯カメラを設置した商店街のカメラケーブルを今一度確認し安全の再確認行うなど、我々にとっても考えなければなりません。
現在、防犯カメラを販売・設置している会社は多数あります。法律違反をしてカメラ設置する会社は殆ど無いと思いますが、防犯カメラの設置をご検討される場合は、その点も気をつけてください。

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