防犯ブログ

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2010年12月07日 バンドメンバーの墓に泥棒 お供え物盗まれる

2010年5月に亡くなったスリップノットのベーシスト、ポール・グレイのお墓が泥棒の被害にあったようです。
友人や家族からのお供え物が盗まれたという。
バンドは、何も訊かないから戻して欲しいと訴えています。

バンドは、オフィシャル・サイト(Slipknot1.com)に以下のようなメッセージを掲載しました。
「大変、動揺するような出来事が起きた。ポールのお墓に供えられた贈り物が盗まれたと聞いた。ポールの友人や家族が残したガーゴイルと仏陀の像が持ち去られた。誰の仕業であれ、俺たちはこれらの品を戻してくれるよう頼む。何も訊かない。盗まれた品についての情報を持っている人は、コメントを掲載することで知らせて欲しい。この試練のときに変わらぬ支援をありがとう」

稀ではあるが、ときどきこういった心無い出来事が起きます。
2008年には元ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの墓石が盗まれたことがあります(その後、新しい墓石が設置されました)。
<BARKS11月12日(金)8時20分配信より>

有名人の遺品は価値が出ることがありますし、ファンにとってはたまらない一品であることがあります。
そこに狙いをつけて犯罪者が暗躍することも予想されます。
特に無人の場所は狙われやすく、そこでは犯罪が発生する可能性が高まります。

お墓、昼間は墓参りに来る人がいれば無人になることはありませんが、夜間はほぼ無人となります。
お墓で盗まれるような物はないだろう、と考えるのが普通ですが、有名人のお墓となると遺品や墓石までもが盗まれる危険性があるということです。
有名人でなくても、墓石を盗み出し、彫られている文字を消すことができれば、再利用することも可能です。
高価や珍しい材質の石が使われることもありますから、狙われることも納得できます。

お墓のように誰もが自由に出入りできる場所での防犯対策は難しいものです。
残念ですが、防犯カメラを設置し、不審者を監視するということも考えなければならないのかもしれません。
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