防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2006年11月09日 店舗への窃盗団の手口。380件。6億超の被害。

兵庫、大阪など近畿、中部地方の十府県で、高級ブティックを狙った出店荒らしなどを繰り返していたとして、6人の窃盗グループが逮捕されました、被害は約三百八十件、被害総額は六億二千六百万円相当に上っています。

 犯行は、深夜から未明にかけ、高級ブティックや宝石店などのシャッターをバールでこじあけて侵入するか、盗難車で車ごと店舗に突入。店内の現金や貴金属を素早く奪って逃走していました。

捕まった窃盗グループは「警報機が作動し、警備員が駆け付けるまでに盗み、逃げる自信があった」などと供述しているということです。

 犯行後は「神戸」「なにわ」など事前に盗んでいた車のナンバーを犯行地ごとに付け替えながら逃走。盗んだ貴金属などは質店などで換金し、覚せい剤などを購入していました。

 窃盗団のうち、メンバー三人は昨年十月、大阪府などの高速道路で、走行中の車に殺傷能力のある改造エアガンを発砲したとして、銃刀法違反容疑で大阪府警などに逮捕されていました。

「窃盗団」はこのグループだけでなく全国で多く存在し、暗躍しています。
このグループの犯行手口に見るように、
1)数名で犯行を実施する。分業化が進んでいる。
2)武器を持っており、凶暴化している。
3)短時間で犯行を終了する。人が駆けつけても間に合わないケースも多い。
4)壁やシャッター、ショーウインドウを破壊したり、車で店舗に突入するなど、非常に荒っぽい手口で侵入。
5)盗んだ商品は換金。

6)車などを使用し、犯行現場より逃走。犯行エリアが広い。犯行現場とあじとは離れていることが多い。
といった内容です。

こういった窃盗団に対しては「犯行対象にさせない」ということと、「犯行を継続させない」ということが大切です。
建物の外での抑止効果のある「セキュリティキーパー」
犯人の視界を遮り犯行を継続させない「フォグガード」
犯行を建物の外部で検知し音と光で威嚇する「ベル」「サイレン」「フラッシュライト」
といったシステムで被害を最小に押さえることが大切です

武器を持っていますので、犯人を捕まえようなどとすることは絶対避けることが必要です。

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