防犯ブログ

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2006年03月31日 マンションセキュリティを考えて

3月20日に神奈川県川崎市のマンションで小学生転落死事件があったように、最近、マンションでの犯罪が増加してきています。
マンション管理会社などは監視カメラや入館管理システムを導入して住民の安全対策を行っておりますが、一向に犯罪は低下しない状況です。マンションで生活されている方々は近所付き合いをあまりしなくても生活出来るメリットがある反面、住居者以外の方がマンション内に無断入館されてもわからない面があります。
この点が犯罪の増加を招いているのではないでしょうか?だから、監視カメラや入館管理システムを導入されているのだと思います。

しかし、あまりにも監視カメラなどの防犯機器に頼りすぎているのではないでしょうか?
「監視カメラが設置されているのでこのマンションは大丈夫」と過信されている方が多いと思います。実際、今回の事件も監視カメラが設置されているマンションで発生しています。
防犯機器は機械です。機械は人間では対応出来ないことを助けてくれるものです。機械は人を騙しませんが(故障時を除く)人は機械を騙します。だから機械だけに頼ることは非常に危険なのです。機械と人との連携で防犯を考えていかないといけません。
ここで人が出来る対策方法については詳しく掲載しませんが、不審者に声をかけることだけでも効果があります。それぞれのマンションで対策方法を相談して実行して頂くように思います。
今まで何の心配もなく平和に生活してきた日本人にとって最近の犯罪は過激で非常に怖いことです。
でも地域住民の協力と最適な防犯システムとの融合で地域の安全を確保しなくてはいけない時代になってきています。
あなたのお住まいのマンションは大丈夫ですか?

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