防犯ブログ

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2011年12月27日 16大学で盗みを繰り返していた男 計480万円

東京都目黒区の東京大学駒場キャンパスで現金などが盗まれた事件で、別の大学で現金を盗んだとして起訴された男が関与を認める供述をしていることが21日、警視庁牛込署への取材で分かりました。

同署によると、男は住所不定、無職の男(51)=窃盗罪などで起訴=。
今年2月以降、関東や京都など1都1府6県で、少なくとも16の大学や大学病院に約50回侵入し、現金計約480万円を盗んだと話しているという。
同署は近く、窃盗や建造物侵入の疑いで追送検する予定です。 
<時事通信 12月21日(水)12時56分配信より>

大学というのは、20歳前後の学生だけでなく、年齢に幅のある不特定多数の人が行き来する場所です。
建物の工事などで、作業着姿の中年男性がいることも珍しくありません。
また、職員や教授で年配の人もいますし、全ての人の顔が知られているわけではありません。
犯罪者にとっては、侵入する手間も無く、侵入後も怪しまれることすらないので格好のターゲットとなる場合があります。

今回捕まった男は、1都1府6県の計16の大学や大学病院に50回侵入し、現金480万円を盗み出していた男です。
ずいぶん広範囲で犯行を行っていたようですが、捕まるまでに相当時間もかかり、それまでに被害額は相当増えたようです。

このようにある泥棒の犯行が行われても、その泥棒が捕まるまでには時間もかかりますし、被害者を出し続けるというのが現状です。
1件の窃盗事件が発生し、すぐに犯人が捕まればそれ以上被害が拡大することはありませんが、犯人が賢いのか、なかなか捕まりません。
警察にだけ頼っていては、自分の身が常に危険にさらされている状態にあるとも言えます。
自分でも何らかの対策を講じて、自分の身を守ることが必要です。

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