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2011年03月28日 滋賀 食料品万引き親子逮捕 父が実行犯、息子は見張り役

長浜市内の大型量販店で食料品を万引したとして、長浜署は24日、窃盗の疑いで、米原市内の男子高校生(18)と、同居する無職の父親(48)を逮捕しました。
同署によると、父親は「金を払った」と容疑を否認、高校生は「父と万引した」と容疑を認めています。
逮捕容疑は、24日午後9時55分ごろ、長浜市内の大型量販店で、米や冷凍食品など計115点(計約1万8千円相当)を盗んだとしています。
同署によると、高校生は父親の犯行の見張り役をしていたということです。
<産経新聞3月26日(土)7時58分配信より>

大型量販店であれば、防犯カメラがついているところがほとんどです。
仮に万引きが成功したとしても、あとで防犯カメラの映像から犯人として特定される可能性があります。

今回逮捕された万引き親子ですが、逮捕された詳しい経緯が分かりませんが、父が実行犯で息子が見張り役という分担だけを見ると、店員やお客さんという人の目による監視だけに注意し、結果的に失敗に終わったということも言えるかもしれません。
もっと計画的な犯行を行う万引き犯であれば、防犯カメラの有無にも注意するはずです。
もし防犯カメラがついていても、その死角となる場所はあるか、ついていないところでの犯行は可能かなどを事前に確認します。
その上で、犯行対象となるかどうかを判断する訳です。

店員や警備員による人の目による監視だけに頼るのも、防犯カメラだけに頼るのもどちらも完璧ではありません。
それぞれを補完することで、二重の監視、つまり犯罪者が犯行を行いにくい環境が出来上がるわけです。

窃盗被害などに遭われた被害者から、
〇〇があったから大丈夫だと思った、☓☓の対策がされているから安心だと思っていた、
というコメントがされることがありますが、何かをしているから大丈夫という少しの油断が危険です。
完璧な対策というものはありません。
どんなことをしようとも、向う(犯罪者側)が捕まるリスクを無視して犯行を実行したら、何らかの被害は被ってしまいます。
それをゼロにすることは不可能です。

運もあるでしょう。
たまたま泥棒がターゲットを探し、運悪く選ばれてしまった。
たまたま大金を家に置いていたのを盗まれてしまった。
これらはどうしようとも防ぐことができない場合がありますが、犯罪に遭う可能性を自らの力で少なくすることは可能です。
自分で防犯システムや防犯カメラを設置し、まず狙われないようにするということも大きな効果があります。
自主機械警備システム(自分の身は自分で守る、狙われない・狙わせない)

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