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2010年12月22日 京都 バイト先の飲食店から現金90万円着服した学生逮捕

京都大は21日、アルバイト先の現金を着服したとして、農学部4年の男子学生(23)を同日付で無期停学処分にしたと発表しました。

京大によると、学生は今年8月、アルバイト先の飲食店から現金90万円を着服したとして、9月に窃盗容疑で川端暑に逮捕されました。
その後、容疑が業務上横領に変更されましたが、不起訴処分になったということです。
全額弁済し、示談が成立しました。

京大の調査に対し学生は着服を認め、「国内外の旅行や飲食費に使った」と話しているということです。
<毎日新聞 12月22日(水)14時46分配信より>

アルバイト先で現金90万円を着服した大学生が逮捕されたという事件です。
90万円もの大金を着服し、そのことが発覚しない、自分が犯人だと特定されないだろうと考えたのでしょうか。
この学生の考え方が甘いのか、その飲食店がよほど管理がずさんだと思われたのか・・・。

毎日きちんと売上、利益や経費等の支出を計算し、出納帳で管理している会社や店舗では、従業員や関係者による内部犯行は難しいでしょう。
しかし、現金に限らず商品の在庫や注文、及びその支払に関する管理や仕組みがいい加減だと、このような犯罪が発生する場合があります。
この店、この会社なら犯行を行っても大丈夫だろう、と感じる何かがあるのかもしれません。

このような弱みはすぐに無くさなければ危険です。
ある者はそれに気付いても何もしなかったとしても、また別の者は悪用し、犯罪を犯すかもしれません。

泥棒が侵入のターゲットを探す場合も同じです。
ある泥棒には狙われなかったとしても、また別の泥棒には狙われ、侵入されてしまうこともあるでしょう。
それは弱み、弱点を放置していた結果です。
それを改善、強化するのが事前の防犯対策です。
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