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2010年10月16日 東京 スーツ姿の営業マン装う強盗 韓国籍の男女4人逮捕

強盗などの疑いで逮捕されたのは韓国籍の無職の男(34)ら男女4人です。

警視庁の調べによりますと、男らは今年1月、東京・大田区の住宅に押し入り、税理士の女性(47)をタオルや電気コードで縛ったうえ、現金や高級腕時計など、28万円相当を奪った疑いが持たれています。

男らはスーツ姿の営業マンを装い、5年前からおよそ130件の空き巣を繰り返したということで窃盗などの罪で逮捕・起訴されていました。

取り調べに対し、男は「泥棒をするために侵入したが女性がいたので手足を縛った」と容疑を認めているということです。
<TBS系(JNN) 10月14日(木)16時21分配信より>

スーツ姿の営業マンを装って空き巣を繰り返していた韓国籍の男女4人が逮捕されました。
作業員や荷物などの配達員を装う侵入手口はよくニュースなどで報道されますが、スーツ姿でしかも男女4人という組み合わせは珍しい手口かもしれません。
スーツ姿で女性もいれば、それが窃盗グループだと怪しむ人はほとんどいないでしょう。
その心理を逆手に取った巧みな犯行です。

今回は侵入した先に女性がいたので捕縛強盗ということで逮捕されましたが、基本は無人の家に侵入し、空き巣を繰り返していたようで、昼間の犯行が多かったのかもしれません。
男女4人で見張り役、侵入するために窓・扉をこじ開ける者、建物内で物色する者などうまく役割分担し、何かあっても気を逸らせることができるように複数犯で犯行を行っていたのでしょう。

侵入対象を探す時、避けていたと思われるところは、まず人や番犬がいる家、次は防犯対策をしている家でしょう。
どちらも侵入するにはリスク(危険性)が生じます。
いくら4人とは言え、成功する確率は下がり、自らが捕まる確率は上がります。
このようなところをあえて挑戦しようとする泥棒は少ないという考えが一般的です。
それよりも成功する確率が上がり、自らが捕まる確率が下がるところを探してターゲットとするはずです。

無人で防犯対策は何もしておらず、窓・扉の施錠だけしかしていない、もしくは無施錠の家すら存在しています。
そちらを狙った方がよほど効率的だからです。
これが防犯対策をすることが逆に効果的である証明にもなります。

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