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2011年12月13日 中国 パソコン泥棒1年で42台盗む

中国黒龍江省甘南県の公安局はこのほど、同県内の住宅から1年間でパソコン42台を盗んでいた窃盗犯を逮捕しました。

2010年10月以降、甘南県では平屋からパソコンが盗まれる事件が相次ぎ、警察が捜査していました。

11月5日、パソコンショップから怪しい人物がパソコンを売りに来るとの通報を受けた警察は、この人物が窃盗犯の盗んだパソコンを売っていることを突き止め、窃盗犯を逮捕。

窃盗犯は無職でネットカフェなどに寝泊まりする21歳の人物。
住宅に人がいない午前8時から11時ごろを狙って侵入し、パソコン計42台と現金3万5000元(約42万円)を盗んでいました。
<毎日中国経済 11月15日(火)14時17分配信より>

中国でのニュースですが、住宅から1年間でパソコン42台を盗んでいた泥棒の事件です。
盗んだ42台をパソコンショップに持ち込んで売っていたということですから、もし同じパソコンショップならすぐに怪しまれるでしょう。
普通はその商品をどうしたのかと考えるものですが、向うも商売ということで、盗品かもと思いながらもそれを仕入れて他に転売することで利益を得るところもあります。

日本でもTSUTAYAやゲオなどが盗品と知りつつ商品を買い取っていたことが大きな問題となっていますが、まずこの問題を解決しないと同様の犯罪は減らないでしょう。
他にもネットオークションやインターネット売買、リサイクルショップ、バザーなど盗品を転売する方法は様々です。
それぞれにおいてきちんとした管理体制・規制強化が求められます。

せっかく苦労して盗み出した商品を売りさばくことができないとなれば、泥棒側も盗もうとする対象を考え直します。
それも一つの防犯対策です。

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